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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん（@UncleYusan）です。
2024年5月28日に、SBI証券のクレカ積立の申込設定日を変更できるというお知らせが発表されました。
これまでクレカ積立は毎月１日しか設定できなかったのが、３日～９日へとずらせるというものです。
今回は、SBI証券のクレカ積立の設定日が変更できるようになったことと、これを受け、自分はどうするかについて紹介します。
発表内容
SBI証券の発表内容は、次のとおりです。
6/1（土）リリース後より、クレカ積立の発注日（申込設定日）を毎月3日～9日のいずれかからお選びいただけるようになります。
～三井住友カードが発行するクレジットカードの場合～
■変更前：～5/31（金)
・積立設定締切日：毎月10日
・積立申込設定日：毎月1日
※発注は積立申込日の前営業日の翌日AM0:00～2:00（予定）に行われます。
■変更後：6/1（土）リリース後～
・積立設定締切日：毎月10日
・積立申込設定日：毎月3日～9日のいずれかからお客さまが指定された日
※発注は積立申込日の前営業日の翌日AM0:00～2:00（予定）に行われます。
※その他カードについても発注日（申込設定日）をお選びいただけるようになります。カード毎の設定締切日は以下のとおりです。
三井住友カード：毎月10日
タカシマヤカード：毎月5日
東急カード：毎月5日
アプラスカード：毎月5日
UCSマークのついたクレジットカード：毎月3日
大丸松坂屋カード/GINZA SIXカード：毎月10日
オリコカード：毎月10日
留意点としては、以下のとおりです。
- 6/1前に設定されていたクレカ積立は今まで通り毎月1日に発注される
- 6月新規の設定および変更時（金額のみ変更を含む）には毎月1日は選べない
- 変更後に毎月1日発注に戻すことはできない。
たとえ金額のみを変更した場合であっても、発注日は1日に戻すことはできません。
変更の理由
今回の変更の理由が気になるところではありますが、それに関しては、SBI証券から説明はありません。
本来、証券会社やカード会社からしたら、発注日を１日にしておいた方が手間いらずで効率的だと思われます。だから、どの証券会社のクレカ積立も元来、日にちを選択することはさせず、特定の１日だけを発注日にしています。
考えられる理由としては、新NISAの開始により投資信託の取引規模が増大したことで、月初の株高を抑制するという証券市場への配慮であるとか、投資信託の買付・清算やカード決済に関する事務的な制約などではないかと思われます。
ちなみに、楽天証券は、買付日（発注日）の取り扱いが、すでに2021年6月20日に変更されました。それまでは毎月1日でしたが、2021年6月20日以降にクレカ積立をする人は毎月8日になりました。
さてどうするか
S＆P500や日経225などの株価指数は、年金や持ち株会などが月初に買い付けるため、月のはじめは高くなる傾向があると言われています。
こうしたことから、クレカ積立の発注日は1日を避け、切りの悪い日に設定するのがよいという意見もあります。
2021年に雑誌「AERA MONEY」が、S&P500、オールカンドリー、日経225などの7種類のインデックス型投信の、つみたて日別リターン（年率）を365日×過去20年分（全米株式のみ10年分）、検証した結果を発表しました。
その結果では、S＆P500の投信は、7日、9日、11日、23日が同率で最高で、29日が最低だったという結果が出ました。その差は20年間で見て1年当たり0.11％、20年間のトータルリターンでもわずか2.2％とだったそうです。
このデータからみると、クレカ積立の発注日をいつにするかにこだわる必要はないように思います。
そもそも長期的にみれば株価は右肩上がることを信じて、投資信託を購入しているわけなので、それならできるだけ早く購入できる月初にしておいていいはずです。
私は、こうした考えで特に設定日を変更するつもりはありません。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか。
今回は、SBI証券のクレカ積立の設定日が変更できるようになったことと、これを受け、自分はどうするかについて紹介しました。
クレカ積立の発注日が変更可能になった理由が、気になります。もし、本文で書いたような理由ならば他の証券会社にも広がる可能性はあるかもしれません。
もし特定日に買いが殺到して株価があがるという日がわかったとすれば、その日を狙っった売りも殺到するでしょうから、結局株価はそれほど変わらないということになるはずです。
今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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