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【2023年4月最新】JAL燃料サーチャージ値下げを決定!燃料サーチャージや航空券購入のタイミングわかりやすく解説!導入経緯、算出方法、今後の見通しなども

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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

2023年4月14日、JALが国際線の燃油サーチャージに関し、燃油価格の下落を反映し、6、7月発券分を値下げすると発表しました。

日本発の往復では、北米や欧州で現行から7千円ほど、ハワイで5千円ほど、韓国で千円ほど安くなります。

とはいうものの、昨今の燃料サーチャージは、まだまだ高値圏にあります。

入国規制が撤廃・緩和され、海外旅行に行きやすい環境になったものの、燃料サーチャージを含めた航空運賃の高騰により、海外旅行を踏襲されている人も多いと思います。

そこで、今回は、燃油サーチャージに関して、6~7月発券分のJAL値下げや今後の見通し、さらにはいつ航空券を購入すべきかなどについて解説します。

燃料サーチャージとは

燃油サーチャージの正式名称は、「燃油特別付加運賃」といいます。航空運賃に上乗せされて徴収される料金で、飛行機の燃料である石油の価格や為替レートに応じて変動します。JALやANAの場合、国際線のみ徴収し、国内線では徴収していません。

燃料価格が高騰した場合、航空会社がすべて負担するのはしんどいので、その一部を利用者に転嫁する仕組みです。

価格が一定以下に下落した場合は徴収されないケースもあり、JALの場合、最近では、2016年4月~2017年1月、2020年6月~2021年5月の間は、徴収していませんでした。

もともとこの仕組みは、1970年代に、第一次オイルショックに伴う原油価格の高騰に対する措置として海運業界で導入されたのが始まりで、1997年に航空業界にも導入されました。

燃油サーチャージの算出方法等は、各航空会社によって異なります。日本航空(JAL)や全日空(ANA)などの日本の航空会社では、航空燃油価格のアジア圏での標準的な指標である「シンガポール・ケロシン(ジェット燃料のもとになる石油成分の一つ)」を円建て価格に置き換えたものをもとに、2か月ごとに改定が行われています。

具体的な算出方法としては、改定時点における直近2か月のシンガポール・ケロシンの各日のスポット価格(ドル建て)の平均値を、同じ2カ月間の平均為替レートで円換算した価格によって料金が算出します。

例えば、今回JALが発表した燃油サーチャージ(2023年6月~7月発券分)は、2023年2月~2023年3月の2か月間のシンガポール・ケロシン価格の平均値をもとに算出されています。

今回の値下げ

今回、2月から3月までのシンガポール・ケロシンの市況価格は1バレルあたり平均103.03米ドル、1米ドル133.31円だったため、円貨換算額は13,734円でした。

JALの6月1日から7月31日までの日本発発券分に関しては、いずれも片道あたり、次のような値下げになります。

JALプレスリリースより

燃料サーチャージの推移と今後の見通し

2005年にJALが燃油サーチャージ制度が導入して以降、最も高くなったのは2022年10月~12月で、欧米路線であれば、往復で114,400円でした。

これは、ウクライナ侵攻を受けての原油価格の急上昇と円安が主な要因です。

2022年10月~12月をピークに、燃料サーチャージは低下傾向にあります。

しかし、円安の要因となっている日米の金利差は当分続くことが予想され、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が先週減産に合意するなど世界の市場は大幅な供給不足へと向かっており、しばらくは高値圏で推移しそうです。

いつ航空券を購入すべきか

 5月8日以後、新型コロナウィルス感染症は5類に移行となり、検疫法上の検疫感染症からも外れ、日本帰国にワクチン接種証明書や陰性証明書の提示が不要になります。

これらのことから、この夏休みに4年ぶりとなる海外旅行を計画しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

その場合、いつ購入すべきか?参考になるのが、以前、このブログでお伝えしましたGoogle フライトの過去5年間の航空運賃の分析結果です。これによると航空券の買い時を探るうえで、参考になるデータは、次のようです。

  • 夏休み中の航空券に関しては、出発の 14 日から44日前に安くなる傾向がある。(平均では、出発の 21 日前(3週間前)が最低価格)
  • 月火水のフライトは週末のフライトより12%安い
  • 経由便は、直行便より20%安い

これらのデータを参考に、Googleフライトから料金をチェックするのがおススメです。

www.google.com

Googleフライトに関しては、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、燃油サーチャージに関して、6~7月発券分のJAL値下げや今後の見通し、さらにはいつ航空券を購入すべきかなどについて解説します。今回は、燃油サーチャージについて、導入された経緯、算出方法、今回のJALの値下げ、さらには今後の見通しなどについて解説しました。

 

今回の記事がお役に立てれば、うれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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