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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
Interactive Brokers(IBKR)が、遂に株・ETFを定期買付ができるようになりました。
日本では、SBI証券や楽天証券などが、すでに米国株・ETFの定期買付を行っていますが、IBKRでも先月からスタートしました。
米国株・ETFを長期投資をしようとした場合、毎回買付注文を続けることはとてもめんどくさいことです。時には、注文を忘れてしまうこともありました。
しかし、定期買付で、一回だけ設定しておけば、あとは毎回自動で買い付けてくれるので、手間もかからず、確実に投資ができます。
今回は、先月からスタートとしたIBKRの定期買付について解説します。
新しく始まった定期買付とは
新しい始まった定期買付は、" Recurring Investments”というツールを使用します。
とは言っても、このツールは、既存のプラットフォームにビルドインされており、ユーザーは、これまでどおり、PCアカウントやアプリなどを使って設定を行います。
設定は、投資戦略に応じて様々な設定ができます。
設定は、次のとおりです。
- IBKRが取り扱っているほぼすべての米国およびヨーロッパの株式やETFから選択し、開始日を選択してから、「毎日」、「毎週」、「隔週」、「毎月」、「4半期」、「毎年」のいずれのスケジュールで投資するかどうかを選択します。
- 開始日には、市場が開くとすぐに取引が実行され、それ以降は設定したスケジュールに従って繰り返されます。
- 定期買付日 (休日、週末など) に市場が閉鎖されていた場合、次の市場開始日に買付されます。
- 毎月、四半期、または毎年のスケジュールが選択され、その月に買付日が存在しない場合 (例: 2 月 29 日)、その月の最終日に買付が実行されます。
Recurring Investments は、端株取引にも対応しており、少額投資での運用ができます。することができます。
そのため、定期買付を行うには、端株取引の承認を事前に得ておく必要があります。
通常の取引手数料以外定期買付にかかる手数料は発生しません。
定期買付の設定方法
定期買付の設定は、IBKRのウエッブサイトでログインし、「クライアント ポータル」から行います。
- メニューバーの「取引」をクリックすると、メニューがポップアップします。
- メニューの中から「定期的な投資」をクリックします。
- すると「定期的な投資へようこそ」という画面が現れますので、「定期的な投資を作成」をクリックします。
- 「資産選択」という画面が現れたら、購入したい株やETFのシンボル(VT,SPYなど)を入力し、「次へ」のボタンをクリックします。
- 次に現れた画面で、「開始日」、「終了日」、「金額」を入力し、「インターバル」をドロップダウンリストの中から選択します。
- すべて入力したら、「次へ」のボタンをクリックします。
- 次の画面が現れたら、入力内容に間違いがないか確認し、「投資を保存」をクリックします。
すると「定期的な投資」の画面に今作成した定期買付のリストが表示されます。
以上で入力作業を終了です。
定期買付の注意点
定期買付に関する主な 注意点は、次のとおりです。
- 買付日に口座に十分な資金がない場合、定期買付は執行されません。
- 買付が予定されている日に2回資金不足が起きた場合、定期的な投資は自動的に取消されます。
- 株式を買い付ける通貨を保有していない場合、通貨を自動変換して取引は完了となります。
- トレーダー ワークステーション (TWS) または IBKR モバイルの注文画面では、定期買付の指図は表示されません。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、先月からスタートとしたIBKRの定期買付について、その概要や設定の方法、さらには注意点などを解説します。
とても便利なツールですので、口座開設者の方は是非使ってみてください。
なお、日本在住者でも口座開設ができる米国証券会社"Interactive Brokers"でしたが、昨年夏ごろから、東京証券取引所、大阪証券取引所、チャイエックスジャパンに上場されている金融商品などの取引しかできない「IBSJ口座」のみ開設できます。
FXを含む海外市場の取引が可能な「IB-LLC口座」は、現在、新規開設できません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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