YSky_channel’s blog

海外旅行、海外移住、海外資産運用などに関する情報を発信するブログです

【2022年12月最新】米国株式市場「クリスマスラリー」で狙う「デッド・キャット・バウンス」

アマゾン 本 ベストセラー

f:id:YSky_channel:20211218204732p:plain

この記事は、5分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

12月のFOMCは波乱なく終わり、今後、クリスマリーラリーに向けて、どのような米国株に投資すべきかを考えるタイミングだと思います。

そこで、今回は、クリスマスラリーとはなにか、また、この時期に取られるユニークな投資方法について、解説します。

クリスマスラリーとは

「クリスマスラリー」は、サンタクロースラリーとも呼ばれ、米国の株式市場において、クリスマスから新年の1月にかけて株価が上昇するという経験則のことです。

過去のデータから、株価が上昇する頻度は12月が最も高いという結果が示されており、その要因として、12月は節税対策による処分売りが出やすく、売り圧力が強まりやすいが、その後、クリスマスが近づくにつれて売り圧力は減少し、1月にかけて買い戻しから上昇しやすいからだと言われています。

この時期に行われる節税対策のことを 「タックス・ロス・セリング」と呼びます。

これは、その年、株式投資で大きなキャピタルゲインを得た投資家が、税金を減らすため、年末までに含み損が一番大きくなっている株を処分して実現損を出すことでキャピタルゲインと相殺するという手法です。

クリスマスラリーでどのような銘柄を購入すべきか

1月末まで1カ月半ぐらいの比較的短期間を想定した銘柄選定となるので、無難なところは、S&P500やダウなどの株価指数に連動する銘柄(SPY、IVV、DIAのようなETF等)を選択するのが、一つです。

それに加えて、「タックス・ロス・セリング」の影響を受けた銘柄を選択するという方法も考えられます。

大きく値を下げてきた銘柄がさらにこのタイミングで売られ値を下げるわけですから、そうした銘柄の売られすぎからの一時的な反発を狙うわけです。

マーケットが大きく下げた後、一時的に起こる反発のことをウォール街では「デッド・キャット・バウンス(Dead Cat Bounce)」と言い、死んだ猫でも高いところから落とせば弾むという意味ですが、まさにこれを狙いにいくのです。

S&P500関連のETFについては、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

www.ysky.info

デッド・キャット・バウンスを狙う銘柄

それでは、デッド・キャット・バウンスを狙いにいったらよい銘柄とはどういうものかというと、前年ないし当年IPOした銘柄で大きく株価を下げている銘柄です。

しかも、そのなかでも空売り比率が高いものが理想です。

yahoo! finamceで、各個別銘柄の"Statistics"のインデックスをクリックし、 ”Short % of Float”を項目を見ます。

この値が高ければ高いほど、株価の上げを期待できます。

この値が高いものは、既にかなり空売りされており、一旦株価が戻し始めると一斉に買い戻され、高値に跳ね上がる可能性があるからです。

目安としては10%以上のものを選びましょう。

2022年でいうと、例えば、

  • Bausch + Lomb Corporation (BLCO)
  • Coinbase Global, Inc. (COIN)
  • Sana Biotechnology, Inc. (SANA)

などがあげられます。

それぞれのチャートは、次のとおりです。

Bausch + Lomb Corporation (BLCO) 

世界各地に研究・開発・製造・販売の拠点を持ち、眼科用医療製品・機器を提供する。コンタクトレンズ・眼内レンズ・手術用機器・目薬・サプリメント・レンズケア製品等を幅広く取り扱う。

Coinbase Global, Inc. (COIN)

Coinbase Global Inc (COIN) は、暗号資産のためのエンドツーエンドの金融インフラと技術を提供する金融テクノロジー米国企業。

カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、暗号資産取引所を運営する。

Sana Biotechnology, Inc. (SANA)

癌・糖尿病・中枢神経系疾患・心血管疾患・遺伝子疾患等、医療ニーズが満たされていない治療分野で細胞工学プラットフォームを開発する。

チャートから見てわかるように、いずれも大幅に値を下げています。

これらの銘柄は、空売り比率もとても高いです。

デッド・キャット・バウンスは、一時的な効果しかありませんので、もしこうした銘柄を購入した場合、上がらないと思ったらすぐに売却してしまう必要があります。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、デッド・キャット・バウンスを狙いにいった銘柄が大幅に上がっていったとしても、本来、それらは、業績等に問題がある銘柄ですので、一時的なものだという認識をしっかり持ち、1月上旬にニ桁の大幅上昇が3日ぐらい続けば即座に売るというのが鉄則です。

決して、中長期で保有という考えは持つべきではありません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回の記事が良ければ、ブックマークとスターをお願いします。

また、SNSでシェアして頂けると、モチベーションが上がります。

今後も役に立つ、記事を配信していきます! 

Amazonがお得!

Amazon Music Unlimited(音楽聴き放題)が30日間無料(通常月額880円)!
Amazon Music Unlimited公式サイト
Audible(聴く読書12万冊聴き放題)が30日間無料(通常月額1,500円)!
Audible公式サイト 
Kindle Unlimited(電子書籍読み放題)が30日間無料(通常月額980円)!
Kindle Unlimited公式サイト