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【2022年11月最新】Airbnb(エアビー)の利用要注意!監視カメラの使用を許可しているって知ってますか!

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この記事は、3分で読めます。

こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

海外旅行に行った際の宿泊先として利用されることが増えたAirbnb (以下エアビー)ですが、現在、米国では施設内に設置された監視カメラをめぐる論争が頻繁に起こっています。

今回は、どうしてこのような論争が起こっているのか、エアビー社がカメラの使用を条件付きで許可している理由、ガイドラインの実態や問題点などをご紹介します。

ことの発端は

ことの発端は、今年の6月です。

女性客が宿泊したエアビーの室内に隠しカメラが仕掛けられていた疑惑が浮上し、SNSで騒動となりました。

問題のツイッターの投稿は、友人と宿泊したフィラデルフィア市のエアビーに隠しカメラがあったとして、写真やビデオと共にツイートされました。

ツイートによると、バスルームや寝室のスプリンクラーなどに10個以上のカメラレンズを発見したという、注意喚起の内容でした。

これに対して、6万1,000のリツイートと約30万のいいねが付いたそうです。

しかし、その後の地元警察の調べでは、そのエアビー施設から隠しカメラなどは発見されなかったと発表されるとともに、拡散されたツイートも削除されました。

この盗撮騒動について、当のエアビー社は、宿泊者の気持ちを鑑み、宿泊費の払い戻しをすると発表するとともに、同社ウェブサイトに掲載している宿泊施設に隠しカメラが設置されるケースは稀であるが、そうしたケースがあることを認めました。

実際、米国では、これまでも各地にあるエアビーでは、所有者が室内で隠し撮りし、その写真がネット上で投稿されたり、従業員が室内で撮影したものを販売したりするなど、いくつもトラブルが報告されてきました。

エアビー社のガイドライン

エアビー社のガイドラインでは、施設所有者による施設内のうち公共スペース(市道、庭、玄関など)や共有スペース(キッチンやリビングルームなど)についてのカメラ等の監視機器の設置・使用を許可しています。

ただし、設置の事実を開示する必要があります。

共有スペースと言っても、寝室やバスルームはこれに含まれません。

一方、ゲスト専用スペースへの監視機器の設置や監視行為は禁止されています。

ホストとゲストの間の仲介者として、エアビー社が、ゲストのプライバシーと施設を安全に維持したいというホストの権利とのバランスを取る必要があるという立場からこのようなガイドラインを定めています。

www.airbnb.jp

ガイドラインの問題点

エアビーに滞在するゲストは、プライバシーが守られていることを当然期待していますが、ガイドラインにおけるカメラの使用にはグレーな領域がたくさんあります。

たとえば、キッチンやリビングルームなどの共有エリアでのカメラの使用は許可されていますが、もしそのカメラが寝室やバスルームなどのプライベートな場所に向けられているような場合はどうなるのでしょう。

こうした場合の具体的な規定がありません。

さらに、ホストがその写真やビデオを記録していた場合、ゲストは記録されていることを知るすべがそもそもありません。

カメラの開示に関する情報提供も曖昧で役に立たないケースが多々あります。

そもそもこうした情報は、エアビーのウエッブサイト上の各施設のページに掲載されている「提供されるアメニティ・設備」の欄にリストアップされています。

実際、ニューヨークやロサンゼルスなどの施設のページを見てみましたが、ほとんどこうした情報は掲載されていません。

掲載されているいるものも、「敷地内に防犯カメラあり」とだけ書かれたものがほとんどです。

また、このリストを作成しているのは エアビー社の従業員ではなく、ホストが作成しているという事実も問題です。

つまり、仮に施設の紹介ページにカメラは設置していないと書かれていても、エアビー社が確認を行っておらず、カメラがないことをエアビー社が保証しているものではないということです。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、どうしてこのような論争がおこなっているのか、エアビー社がカメラの使用を条件付きで許可している理由、ガイドラインの実態や問題点などをご紹介しました。

エアビーのゲストは、ホストが監視カメラを使用することが認められているという実態をよく理解しておく必要があります。

また、カメラの使用に関するガイドラインはあるものの、それはあいまいで、問題があることも認識しておくべきでしょう。

そのうえで、自分のプライバシーを守るためには、予約をする際には、事前にホストにメールで状況を確認しておくべきだと思います。

また、現地にいった際にも、寝室やバスルームなどにカメラが設置されていないか、念のため確認するなど、ゲスト側も自衛措置を行うべきだと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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