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【2022年7月24日】Interactive Brokers から「ディスクロージャーに関するお知らせ」が届く!

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この記事は、3分で読めます。

こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

2022年7月24日に、Interactive Brokers(IB)から「ディスクロージャーに関するお知らせ」がEメールで届きました。

今回の記事では、このことについて紹介します。

ディスクロージャーとは

ディスクロージャーとは、証券関連の法律に基づき、定期的に作成・公開を義務付けられた、業務及び財産の状況に関する説明資料の俗称です。

IBでは、特定のディスクロージャーおよび情報を定期的に顧客に提供するよう、規制機関によって義務付けられていることから、顧客に対してEメールで「ディスクロージャーに関するお知らせ」を送っています。

最近では、2022年5月7日に「端株取引に関するディスクロージャーが更新された」というお知らせがありました。

さらにその前では、2021年10月31日に、今回と同じ、「ディスクロージャーに関するお知らせ」が送られました。

お知らせを受け取ったら

お知らせを受け取ったら、記載されたURLをクリックすれば、ディスクロージャーを見ることができます。

多数の項目があり、すべてを確認するのは大変なので、自分の取引の関係で重要なものがないかを確認し、該当するものがあれば、内容を確認しておきましょう。

内容を確認する際は、Google chromeなどの翻訳機能を使えば、便利です。

 

今回のディスクロージャー

今回のディスクロージャーの項目は、次のとおりです。

  • Eeesential Legal Terms for your IB Account
  • Client Financial Advisor Agreement
  • Interactive Brokers LLC Regulation Best Interest Disclosure
  • Interactive Brokers Form CRS Customer Relationship Summary
  • Margin Trading Risk Disclosure
  • Portfolio Margin Risk Discloure

このうち「Eeesential Legal Terms for your IB Account」の内容は次のとおりです。

  • 顧客は、顧客の注文で指定された指示と一致するすべての執行を受け入れる義務がある。
  • IBの故障率は業界最低水準であるが、どのようなシステムでも一度は故障する可能性があり、多くの場合、人為的な制御を超えた力によって故障する。IBは、システムまたはネットワークの障害に対して責任を負わない。
  • 顧客は、ユーザーネーム、パスワード、セキュリティデバイスの機密性を保護する責任があり、第三者がその資格情報を使用して入力した取引に責任を負う。
  • IBが約定を確認した取引が、後に取引所、取引ネットワークまたは規制当局によって取り消された場合、IBが確認した取引も取り消されたものとみなす。
  • IBは通常、IBKRまたはその関連会社が出したすべての注文を含め、注文を受けた順番に処理する。
  • IBは、指値注文の送信の遅れやデータ通信の障害による影響を受けた場合、指値注文の執行を確保する責任を負わない。
  • IBは、IBの単独の裁量により、顧客に事前に通知することなく、IBのサービスの利用を停止することができる。また、IBは、顧客に事前に通知することなく、IBの独自の判断で、顧客の注文の受付、執行、取消を拒否し、その他顧客のIBのサービスの利用の全部又は一部を制限することができる。
  • IBは、取引、投資または税務に関する助言を行わない。顧客は、IBの従業員による発言またはIBのウェブサイト上の発言で、そのような助言を行うものと解釈できるものに依存しない。(あくまで投資は自己判断で)
  • IBは通常、マージンコールを行わず、IBは、IBまたは規制当局が課す口座要件(マージン対応口座のマージン要件または現金口座のプラス口座残高維持要件であるかを問わず)を満たす、あるいは顧客がIBに対して負う適用料金を満たすために十分な資金がない口座について、いつでも(即時を含め)、いかなる方法でも、いかなる市場またはディーラーを通じて、通知または責任なしにポジションを決済する権利を維持する。
  • IBは証拠金不足の口座のポジションを清算する権利を維持するが、そのような清算を行う義務を顧客に負うものではない。
  • 上記にかかわらず、何らかの理由で顧客が口座要件を満たせず、IBが顧客のポジションを清算せず、代わりにマージンコールを発行した場合、顧客はIBが指定する方法で当該マージンコールを直ちに満たす必要がある。IBは、独自の裁量で、顧客ににマージンコールを発行するか、あるいは証拠金違反に対処するために顧客のポジションを清算するかを決定する。
  • 顧客は、IBに提供された全ての情報の継続的な正確性と更新について、IBに対して責任を負う。
  • 顧客は、IBが自分宛の電子メールを読み、受け取ることができる状態にあるように、自分の現在の電子メールアドレスをIBに知らせておくことに同意する。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、Interactive Brokers から「ディスクロージャーに関するお知らせ」が届いたことをご紹介しました。

証券会社から送られてくる通知は、いつも一通りサーと目を通すようにしています。

IBは、低コストで取引ができるネット証券であるだけに、こうしたディスクロージャーの説明についても大まかで、細かなサポートを受けることが難しいです。

また、取引に関する疑義が生じた場合、IB側に有利なようにディスクロージャーが設定されています。

例えば、IBの単独の裁量により、顧客に事前に通知することなく、IBのサービスの利用を停止することができます。

IBではありませんが、過去には、他の米国証券会社で日本在住者の口座を一方的に閉鎖したケースがいくつもあります。

こうしたこともしっかり踏まえたうえで、利用することが必要です。

IBの口座開設方法については、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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