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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
日本在住者でも口座が開設できる米国証券会社”Firtrade”では、毎月、取引高上位25銘柄を発表しています。
先日、5月分の発表がありました。
今回の記事では、"Firstrade Top25 in May "と気になる銘柄をご紹介します。
過去のTop25は、こちらの記事をご覧ください。
取引高上位25銘柄
2022年5月の取引高上位25銘柄は、次のとおりです。
なお、銘柄の右側の数字は、前月4月のランキングです。
矢印は、ランキングのアップ・ダウンを示しています。
- Tesla Inc. (TSLA) 1→
- Apple Inc. (AAPL) 5↑
- NVIDIA Corporation (NVDA) 2↓
- Advanced Micro Devices, Inc. (AMD) 4→
- Taiwan Semiconductor Mfg. Co. Ltd. (TSM) 3↓
- Palantir Technologies Inc. (PLTR) 13↑
- Microsoft Corporation (MSFT) 8↑
- Amazon.com, Inc. (AMZN) 11↑
- Upstart Holdings Inc. (UPST) 16↑
- Unity Software Inc. (U) 21↑
- Carnival Corp (CCL) 圏外↑
- Meta Platforms Inc. (META) 9↓
- Block Inc. (SQ) 23↑
- Berkshire Hathaway Inc. Class B (BRKB) 15↑
- Bank of America Corp (BAC) 圏外↑
- Coinbase Global Inc. (COIN) 圏外↑
- Costco Wholesale Corporation (COST) 圏外↑
- AMC Entertainment Holdings Inc. (AMC) 圏外↑
- Boeing Co. (BA) 22↑
- Netflix Inc. (NFLX) 7↓
- Walt Disney Co (DIS) 14↓
- Alibaba Group Holding Ltd-ADR (BABA) 18↓
- Nio Inc. (NIO) 圏外↑
- Airbnb Inc. (ABNB) 圏外↑
- HP Inc. (HP) 圏外↑
今月は、トップ25のうち圏外から8つの銘柄がランクインしました。
相変わらず、TSLAが1位に君臨しています。
5月は米国パウエルFRB議長が0.75ポイントの利上げは積極的に検討せずとの言及を好感してか、先月と同様、ハイテクやグロース銘柄が順位を上げました。
多くの国で観光客の受けれ入れが再開したことなどを受け、圏外に落ちていた、CCL、AMC、ABNBなど観光・イベント銘柄などが復活しました。
気になる銘柄
以上の25銘柄のうち特に気になった銘柄は、順位を上げた次の3銘柄です。
- Palantir Technologies Inc. (PLTR)
- Block Inc. (SQ)
- Airbnb Inc. (ABNB)
Palantir Technologies Inc. (PLTR)
Palantir Technologies Inc. (パランティア)は、ペイパルの創業者であるピーター・ティールが2004年に設立した米国のデータ分析企業です。
2020年7月には新規株式公開(IPO)を申請し、話題を集めました。
創業当初から米軍、国防総省、FBI(連邦捜査局)、CIA(中央情報局)といった機関からデータ分析の業務を受託してきました。
パランティアの2022年度の売上は20億ドルを見込んでおり、そのうち、政府部門の収入は12億ドル(総収入の57%)となる見込みです。
売上は、2019年度の7億4300万ドルから2021年度には15億ドルへと107.7%の劇的な伸びを記録しています。
今年、英国政府が運営するNHS (National Health Service) と5年間で3億6000万ポンド(約600億円)の契約を結ぶ予定です。
契約の内容は、医療システム全体から患者やその他のデータソースを接続・統合し、臨床医や官僚がリアルタイムで効果的に意思決定できるようにする新しいデータツールの開発・提供です。
株価は、先月5月中旬に底をつけ、その後はボックス圏で値動きしています。
Block Inc. (SQ)
Block Inc.(ブロック)は、TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏が創業した米国のモバイル決済サービス企業です。
現在、米国・カナダ・日本などで食品関連・小売などの業界に対して決済サービスを提供しています。
2021年12月10日から、社名を"Square"から"Block"に変更しました。
"Square"という決済サービスは、Square Readerという端末をスマートフォンやタブレットに差し込むだけでクレジットカードの磁気ストライプを読み取り決済することができます。
スマホやタブレットがあればほとんど費用がかからずに決済システムを導入できるということで、中小企業や個人事業主に利用者が拡大しています。
これらの決済システムを導入した会社や事業主は、決済のごとに手数料(米国:2.75%、日本:3.25%)をスクエアに支払うというビジネスモデルです。
また、個人間の送金や株式取引、ビットコインの売買ができる”Cash App”は、月間アクティブ顧客数が前年同期+50%以上の3,600万人以上と、利用者を増やしています。
業績について、2021年4Q決算では、売上額は11.8億ドル(前年比47%増)と大きく拡大しました。
内訳は、”Cash App"が5.18億ドル(同37%増)で、”Square”も6.57億ドル(同54%増)と成長が続いています。
株価は、5月上旬に底値をつけ、その後はボックス圏で値動きが続いています。
Airbnb Inc. (エアビーアンドビー)は、旅行好きならだれでもが知っている世界最大の民泊会社です。
新型コロナウイルス感染拡大により業績が大きく落ち込んでいましたが、先月5月3日に発表した2022年1Q決算では、売上高が前年同期比70%増の15億893万ドル(約1,900億円)、最終損益は1879万ドルの赤字(前年同期は11億7221万ドルの赤字)となり、赤字幅が大幅に縮小しました。
四半期ベースの宿泊などの予約件数は初めて1億件を突破しました。
2Qも好調を維持する見込みで、同社は同期の売上高を20億3,000万~21億3,000万ドルになると予想しています。
旅行需要が強まるなか、22年4月末時点における今夏の旅行予約は、19年同期よりも30%以上多くなっているそうです。
株価は、5月下旬に一旦底値をつけましたが、その後はさらに底値を試す動きになっています。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、”Firstrade top25 in May ”と気になる3銘柄をご紹介しました。
ご覧いただいた皆さんは、どの銘柄が気になりましたでしょうか。
もしよろしければ、コメントいただければありがたいです。
Firstradeは、日本在住者でも口座を開設できる米国証券会社です。
口座管理料はもちろん、米国株や米国ETFなどの取引手数料も無料です。
この機会にぜひ開設してみてはいかがでしょうか。
Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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