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【2022年5月24日】新条件でのMM2H 申込が予想通り激減していた!

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この記事は、3分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

マレーシアのMM2Hについて、昨年、マレーシア政府が取得条件を大幅に厳しくしました。

今年1月21日には、今回の改正を主導した、ハムザザイヌディン内務大臣が、MM2Hエグゼクティブラウンジセンターの開設セレモニー後に会見を行い、新しい条件下でも一定の申込があり、新MM2Hが順調に活用されているとコメントしていました。

しかし、5月21日、現地メディア「The Star」が伝えるところによると、MM2Hへの新規申請が激減するとととに、既取得者のキャンセルが相次いでいるとのことです。

今回の記事では、このニュースについて、紹介します。

ニュースの内容

マレーシアのメディア「The Star」が伝えたニュースは、次のとおりです。

  • MM2Hコンサルタント協会によると、今年の10月から4月8日までの間に、マレーシア半島側では、44件の提出のうち28件の申請のみが承認された。
  • 現在の申請者は、主に中国人である。
  • 旧条件の下では、年間最大6,000件ほどの申請が承認されていたので、現状は大幅な減少といえる。
  • リタイヤした多くの人たちは、半島側ではなく、条件が緩いサラワク州のS-MM2Hに申請している。
  • 多くのコンサルタント会社では、新規申請ではなく、MM2Hのキャンセルのサポート業務を行っている。

「The Star」が伝えたニュースの詳細は、こちらをご覧ください。

www.thestar.com.my

案の定、半島側の申請者は激減していた

MM2Hの申請者は、10月からの約半年間の間で、わずか44件しかいなかったとのことですが、これは、今年1月に内務大臣が話した政府の想定とは大きく乖離しています。

内務大臣の想定では、年間で約1,000件の応募が見込まれるとのことでした。

しかし、現実には、半年間で44件でしたので、仮にこのペースで行くと、年間では100件にも届かないことになります。

マレーシア政府の新条件への移行については、マレーシア国内の各方面から申請者が激減するからやめるべきだという反対の声が多かったですが、結果的には、こうした声のとおりになってしまっています。

前回までの記事については、こちらをご覧ください。

www.ysky.info

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サラワク州のS-MM2Hへの申請が増加

サラワク州のS-MM2Hは、マレーシア連邦政府が実施しているMM2Hと、は別の制度で、取得条件がMM2Hよりもかなり緩くなっています。

州としてどれだけ増加しているか不明ですが、あるコンサルタント会社では、受け付けている申請の大部分はサラワクを対象としており、とりわけ香港、英国、南アフリカから毎月少なくとも10件の申請があるそうです。

サラワク州のS-MM2Hに申請者が流れることも予想されていたことです。

マレーシアは4月から入国条件を大幅に緩和しましたので、今後、さらにサラワク州の申請者は増えることが予想されます。

一方、連邦政府のMM2Hの申請者はそれほど増えないでしょうから、申請者数は両者の差は今後一層広がるでしょう。

サラワク州のS-MM2Hと連邦政府のMM2Hの比較は、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、MM2Hへの新規申請が激減するとととに、既取得者のキャンセルが相次いでいるという現地メディア「The Star」のニュースについてご紹介しました。

新条件での申請が開始される前から言われていたことだけに、当然と言えば当然のことですが・・・。

リタイア後にマレーシアで暮らしたい人たちは、今後も、サラワク州のS-MM2Hの取得を目指すことになるでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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