この記事は、3分で読めます。
こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
ゴールデンウィークも終盤を迎え、海外旅行を楽しまれた人たちもそろそろ帰国の途に就かれるのではないでしょうか。
入国制限措置に関しては、海外では撤廃や緩和の動きが急速に進んでいますが、日本では依然厳しい措置が取られています。
こうした状況下で、空港カウンターでのチェックイン、機内、検疫などでコロナ前とは違った、現象が発生したり、対応が求められたりしています。
そこで、今回の記事では、これらのいくつかをご紹介します。
日本便なのに乗客はほとんど外国人
コロナ前では、日本便は大半は日本人の乗客というケースが多かったと思いますが、現在はどの便も外国人の比率がかなり高いです。
とりわけ、成田や羽田の北米路線については、エコノミー席のほとんど外国人だというケースもあります。
日本では、外国人に対して、ビジネスや留学目的で入国しか認めておらず、しかも一日あたりの上限を1万人と設定しています。
それにもかかわらず、こうした状況なのは、乗客の大半が、日本に入国する人たちではなく、日本でトランジット(乗り継ぎ)をする人たちなのです。
コロナ前までは、北米路線を使う東南アジアの人たちは、香港国際空港やその他の中国の国際空港を経由していました。
ところが、中国のゼロコロナ政策やコロナ感染拡大により、これらの空港では日本よりも遥かに厳しい検疫が行われています。
トランジットを日本で行えば、到着後の検疫は行わなくて済みますが、中国の空港では、トランジットの場合でも到着後検疫が行われます。
香港国際空港では、2022年4月1日からトランジットを再開しましたが、こうした事情もあり、現在でも、多くの東南アジアの人たちは、成田や羽田を経由しています。
こうした事情により、多くの日本便で乗客の大半が外国人であるという状況が続いています。
アップグレードされる確率が上がる
外国人が日本の空港を経由するケースが増えたことで、最近はどの便も満席状態にあります。
そのため、エコノミー席がオーバーブッキングとなるケースも増えているようです。
エコノミー席がオーバーブッキングとなった場合、航空会社は、空いているプレエコ席やビジネス席に変更しようとします。
ANAやJALなどの航空会社のステイタスを持っている方も多いと思いますが、こうした人たちが、まずはアップグレードの対象者となります。
アップグレードされれば、席は広くなるし、機内の食事もよくなり、さらにはラウンジも使えるしと嬉しいことばかりです。
入国までの所要時間は、早朝便は1時間半前後、夕方便は3時間前後
帰国者にとって気になる空港到着後入国までにかかる時間ですが、SNSなどで確認すると、現在のところ、早朝、深夜便は1時間半前後、夕方便は3時間前後というケースが多いようです。
外国人入国者数の枠を増やした3月下旬あたりから時間が大幅にかかるようになり、一時は7時間を超えることもありました。
7時間待ちに関しては、こちらの記事をご覧ください。
しかし、ファストトラックが広く普及し、活用されるようになったことや、検疫スタッフもこれらの対応になれてきたことなどもあり、かなり時間が短縮されてきました。
ただし、この土日は、帰国のラッシュになるでしょうから、これまで以上に時間がかかるものと思います。
ファストトラックについて、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、GWの帰国ラッシュ前ということから、コロナ前とは違った、空港カウンターでのチェックインや検疫などの状況をご紹介しました。
ワクチン接種を3回行った人は、帰国後の隔離が実質免除されるようになったので、今回のGWには、多くの日本人が海外に行きました。
この人たちが帰国した後、日本の感染状況がどのように変化するのかという点も気になるところです。
日本も開国に向け一歩前に進めたわけですが、今回のGWでの経験が、さらにコロナ前の状態に戻ることに活かせることができるように願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が良ければ、ブックマークとスターをお願いします。
また、SNSでシェアして頂けると、モチベーションが上がります。
今後も役に立つ、記事を配信していきます!