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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
先週、公共交通機関でのマスク着用義務をめぐって、米国連邦地裁が「義務化の延長は無効だ」との判断を示したことを受け、主要航空各社が国内線(および一部の国際線)での着用義務を撤廃しました。
これに対し、CDC(疾病対策センター)が、「公共交通機関でのマスク着用は必要だ」として、司法省を通じて上訴すると発表したことで、マスクの着用をめぐって混乱しているようです。
そこで、今回の記事では、現状どのようになっているのかまとめてみました。
ルールはどう変わったか
連邦地裁がマスクの義務化の延長は無効としたことで、連邦政府が着用義務を求めることはできなくなりました。
この判決を受け、デルタ、ユナイテッド、アメリカンなどの航空各社は、機内でのマスクの着用を任意としました。
DOJが、連邦地裁の判決を不服として上訴しましたが、控訴裁判所で判決が覆されるまで上記の状態が続きます。
このことにより、各自治体、交通機関、施設管理者などの判断が分かれ、混乱が生じています。
米国航空会社の対応
米国航空会社の対応は、次のとおりです。
- デルタ航空 任意(到着国のマスク要件により一部の国際線を除く)
- アラスカ航空 任意(カナダ発着便を除く)
- ユナイテッド航空 任意(到着国のマスク要件により一部の国際線を除く)
- アメリカン航空 任意(到着国のマスク要件により一部の国際線を除く)
- サウスウエスト航空 任意
- ジェットブルー航空任意(到着国のマスク要件により一部の国際線を除く)
- スピリット航空任意(到着国のマスク要件により一部の国際線を除く)
空港での混乱
ニューヨークの近辺にある3空港では、特に混乱が生じているようです。
ラガーディア空港(LGA)とジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)の乗客は、空港ターミナル内ではマスクを着用する必要があり、飛行機に搭乗するまでマスクをはずすことができません。
一方、隣接するニューアーク・リバティー国際空港(EWR)の乗客は、ターミナルでのマスクの着用義務はなく、空港に到着後はマスクを着用しなくても構いません。
EWRからロサンゼルス国際空港(LAX)への飛行した場合、EWRでは、ターミナル内でも機内でもマスクは必要ありませんが、到着したLAXに着陸すると、乗客はターミナルに入るときにマスクを着用する必要があります。
鉄道での混乱
アムトラックなどの鉄道ではマスクは基本不要になりましたが、ペンシルベニア駅などの特定の駅ではマスクが必要になります。
駅ごとに運用が異なることに対して、乗客だけで駅員も混乱しているようです。
しかも、ニューヨークの地下鉄の駅や車両内ではマスク着用義務があり、乗客はこのルールを守っています。
ニューヨークでは、地下鉄に限らずメトロポリタン交通局が運営するバス、通勤電車についてもマスク着用義務を継続しています。
また、サンフランシスコでも、ベイエリア高速鉄道、Muniシステムが運行するバス、ライトレール、路面電車、ケーブルカーなどもマスク着用義務を継続しています。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、米国のマスクの着用義務の解除に伴う混乱についてご紹介しました。
ほとんどの航空会社は、機内でのマスク着用を任意としましたが、空港ターミナルや、一部との都市の電車、地下鉄、バスなどでは着用義務を継続しています。
米国で移動する際は、まだしばらくはマスクを持ち歩くことが必要そうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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