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【Firstrade】 米国発行の「VISAプラチナデビットカード」を無料でゲット!その方法を解説します。

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この記事は、7分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

Firstradeでは、口座に250万円以上の資産があれば、「キャッシュ・マネジメント・アカウント」にアップグレードし、銀行口座のように、ATMから自由にお金を引き出すことができるということを前回の記事でご紹介しました。

その際、「VISAプラチナデビットカード」を無料で発行してもらえます。

もちろん日本までの郵送費用も無料です。

今回の記事では、このカードの発行やアクティベートの方法などを解説します。

キャッシュ・マネジメント・アカウントについては、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

「Firstrade VISAプラチナデビットカード」とは

そもそも「デビットカード」とは、カードでの支払いと同時に口座から引き落としがされる仕組みのカードです。

一方、「クレジットカード」は、代金を支払うと翌月以降の支払日に引き落とされることになります。

「デビットカード」は、口座から現金を引き出さずに支払いができる利便性や、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などから近年多くの人に利用されるようになりました。

「Firstrade VISAプラチナデビットカード」は、その名のとおり国際ブランドとしてVISAがついていますので、世界中のVISAの加盟店で決済ができますし、VISA対応の海外ATMからも出金することができます。

発行元は、米国銀行の”UMB Bank”です。

カードの利用条件や手数料は、次のとおりです。

  • 海外事務手数料 3% (ただし、25,000ドル以上の資産があれば、月1回の手数料は免除されます。)
  • 一日当たりの購入額の上限
     米国内 10,000ドル
     米国外  2,500ドル
  • 一日当たりのATM引出し金額
     米国内  1,000ドル
     米国外  1,000ドル
  • キャッシングの上限
     米国内  2,500ドル
     米国外  1,000ドル
  • カード再発行手数料
     米国内     45ドル
     米国外   100ドル  

ポイントプログラムはありませんので、決済してもポイントはもらえません

しかし、米国内であればATMを現金を引き出したり、買い物で決済しても手数料はかかりません。

もし日本で発行したデビットカードやクレジットカードで、米国内で買い物をすれば、海外事務手数料が2%~3%程度取られることになるので、その分お得と言えます。

カードの特典

このカードには、日本国内で発行されるVISAプラチナカードのように、空港の宅配サービスやラウンジ利用、ホテルやレストラン等で利用できるクーポンの配布などといった特典は残念ながらありません。

しかし、次のような特典がついています。

Warranty Manager Service

これは、カードで購入した品を購入時にカード会社に登録すると、後で購入したものい問題が生じた場合、交換や修理などの保証を求めるときに手続きが簡単になるサービスです。

1件あたり10,000ドル、カード所持者あたり50,000という上限がつきます。

ただし、米国外で購入した品は、そのメーカが米国で修理保証をすると明記されている品物しか保証対象となりません。

Purchase Security

これは、カードで購入後90日以内に盗難、故障、火事などで損害を受けたときに得られる補償です。

1件あたり500ドル、カード所持者あたり50,000という上限がつきます。

Price Protection

これは、米国内でカードで購入した品物が、購入後60日以内に他の店でもっと安く販売された場合、250ドルを上限に差額を補償してくれるものです。

Travel and Emergency Assistance Service

これは、旅行中に生じた、病気やけが、事故や事件に巻きまれるなどの緊急事態の際提供する支援を行うサービスです。

・知人にメッセージを届けるサービス
・医療相談サービス
・弁護士紹介
・救急搬送支援
・緊急通訳サービス

ただし、いずれも実際にかかる費用については本人が負担しなければなりません。

Auto Rental Collision Damage Weiver

レンタカーを利用中に損傷させたことで発生する賠償金を補償するものです。

いわゆる車両保険です。

あくまで、車が対象で、対人損害の賠償は対象外となります。

Roadside Dispatch

JAFや自動車保険が提供するロードサービスと同様のサービスです。

これについては、米国内のみが対象です。

・レッカーサービス:5マイルまで
・タイヤ交換作業
・バッテリー上がり対応
・開錠作業
・燃料配達:5ガロンまで。(ただし燃料は実費負担が必要)
・ウィンチング(舗装道路を100フィートまで)

Lost Luggage Reimbursement

これは、航空会社の責任により預け荷物などが紛失、盗難に遭った場合に、損害額と航空会社の補償額との差額を上限5,000ドルまで補償してくれます。

Consierge Service

これは、いわゆるコンシェルジュ・サービスです。

次のようなサービスが、24時間365日受けることができます。

  • Visaが提供する特典やプロモーションのご案内
  • パッケージ旅行、航空券、ホテル等ご旅行に関するサポート
  • レンタカーの予約案内
  • レストランの予約案内
Travel Accident Insurance

カードで購入したチケットで搭乗した乗り物による移動中に生じた事故による死亡および障害について、最大500,000ドルの旅行傷害保険です。

上記以外の特典としては、海外(米国以外)での利用については、毎月初回分(上限1,000ドル)分は手数料がかからないことです。

日本国内の利用でも月1回(上限1,000ドル)は無料ですので、買い物や現金の引出しで利用できます。

ただし、一旦3%の手数料を差し引かれた後、口座に返金されることになります。

申請方法

まず、Firstradeアカウントにログインし、口座の資産が、25,000ドルを超えていることを確認して、Accounts > Profileをクリックします。

次に、"Account Status"をクリックし、右下の"Firstrade Cash Management Account "の右側にある"Apply"をクリックします。

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すると、申込書があらわれますので、必要事項を入力していきます。

利用目的については、いずれも"Yes"を選択しておきます。

申込書入力後、個人情報をよく確認し、郵送先住所が正しいことを確認してください。

デビットカードがこの住所に送付されます。

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"AGREEMENTS"にチェックを入れ、大きな赤枠の部分に署名をします。

署名をしたら、"REVIEW"をクリックします。

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確認画面を見て、情報が正しければ、チェックボックスをオンにして"SEND"をクリックします。

最後に"Account Status"に戻り、右下隅に"Processing"と表示されているのを確認しましょう。

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以上で手続きは「完了」です。

アカウントの承認は、15日以内に行われます。

カードの到着までには、さらにそれから2週間ほどかかります。

アクティベートの方法

カードを受け取った後、カードを有効にするためには、VISAが指定する米国内に電話をかける必要があります。

電話番号は、送られてきたカードに貼られたステッカーに記載されています。

ドコモなどでかけると、2~300円ほどかかります。

楽天の”Viber Out”などを利用すれば、格安で通話することができますので、利用されるのがよいかと思います。

指定の電話番号を入力し、電話をかけます。

すると、英語でのメッセージが流れてきます。

メッセージに従い、以下の手順で、キーパットで数字を入力してください。

  1. 「1」を押して「英語」を選択する。
  2. 16桁のカード番号を入力する。
  3. 3桁のセキュリティコード(カードの裏面の3桁の数字)を入力する。
  4. 「社会保障番号」を入力することが求められますが、我々日本在住者はもちあわせていませんので代わりに「9999」と入力する。
  5. 4桁のPINコード(暗証番号のこと)を入力する。
  6. 再度PINコードの入力を求められるので、同じ番号を入力する。

以上でカードのアクティベートは完了です。

これでカードが使用できます。

このPINコードはATMで現金を引き出す際のパスワードですので、忘れないように書き留めておきましょう。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

カードの特典は、使えそうなものが限られており、それほどお得感はありません。

しかし、私のように、米国株やETFの取引で資産運用しており、しかもアメリカにもよく行く「旅行好き人間」にとっては、この口座とデビットカードを保有することで、資産として所有する「ドル」をそのまま旅行費用の決済に使用すること自体がとても大きなメリットです。

同じことを日本の証券会社を利用して資産運用をしていた場合、まず、米国株を購入するため円をドルに手数料を支払って両替をします。

その後、ハワイに旅行に行きたくなったとします。

その資金を米国株の売却益を充てることにしたとします。

その際、ドルから円に為替手数料を支払って両替することになります。

その円を持ってハワイに行き、現地でまたしても手数料を支払ってドルに交換したり、クレジットカードを使ってドル建ての商品を円で決済し、また海外手数料を支払うという複雑怪奇なことをやる羽目になってしまうのです。

米国株やETFで資産運用する者としては、ドルで決済できる手段をできるだけ多く持っことができれば、お金も時間も節約でき、より効率的な資産運用ができます。

このことは、私が米国証券会社であるFirstradeを利用している大きな理由の一つです。

Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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