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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
オミクロン株による感染者が世界中で急激に増加していますが、2022年も、世界の大都市では花火大会やコンサートなどのカウントダウンイベントが行われました。
1月2日の記事で、ニューヨーク、ロンドン、シドニーの3都市をご紹介しました。
今回は、Part2として、ドバイ、台北、シンガポール、香港の4都市について振り返ってみます。
ドバイ
世界で最も高いところで行われる「花火ショー」と称されるドバイですが、今年もマスクの着用義務や受付時の検温・消毒の徹底を行いながら無事カウントダウンを行うことができました。
ドバイ市と地元市民団体が協力して、監視計画を取りまとめ、200人以上の市民がモール、レストラン、砂浜などで違反者がいないか監視を行ったそうです。
マスクを着用しなかった場合、3,000ディルハム(約95,000円)の罰金が科せられます。
10秒前になるとカウントダウンが始まり、「3」、「2」、「1」の後に、「2022」が世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」に大きく映し出されました。
プロジェクションマッピングで、時々、映し出される中国語は、中東最大のディベロッパーである「エマール・プロパティーズ」のことです。
この会社は、このカウントダウンのスポンサーです。
エマールは、UAEの政府系企業で、「ブルジュ・ハリファ」、「ドバイモール」、「ドバイマリーナ」などを手掛けてきました。
最近では、ドバイ郊外に世界最大級のチャイナタウンを建設したこともあり、中国人向けにアピールするため、社名をあえて中国語でも表記しています。
ここからも中東での中国の影響力の大きさがうかがえます。
台北
大陸との有事が懸念されている台湾ですが、今年も台北101で新年を祝う花火ショーが無事行われました。
零時が近づくにつれて、カウントダウンを楽しむ人々が続々と台北101周辺に集まりました。
「五(ウ)」、「四(ス)」、「三(サン)」、「二(アール)」、「一(イ)」のカウントダウンの後、零時から花火が打ち上げられました。
今年は鳥が翼を広げているような姿をイメージした花火やハート型の花火を世界で初めて高層階で打ち上げるなど、1万6,000発の花火がビルの4面から打ち上げられ、華やかな演出で観客を魅了しました。
今年も、どの角度からでも美しく見える「360度立体特殊効果輪状花火」を採用したほか、LEDを使った巨大網形状装飾「TPAD」を融合させた演出を2年ぶりに行いました。
シンガポール
コロナ感染拡大により、昨年同様、マリーナベイでの花火は中止になり、代わりにプロジェクションマッピングを使ったカウントダウンライトショーが開催されました。
昨年同様、花火は、マリーナベイでは打ちあがりませんでしたが、市内11か所から打ち上げられ、市民はそれらを自宅で鑑賞するというスタイルになりました。(打ち上げられた時間は短かったそうです)
コロナ前のカウントダウンでは、マリーナベイ周辺は多くの人でごった返していましたが、自宅で花火を鑑賞するというスタイルに変更されたこともあり、マリーナベイ周辺でライトショーを鑑賞する人はそれほど多くはありませんでした。
プロジェクションマッピングを使ったカウントダウンライトショーでは、コロナ禍での市民の生活の様子や医療従事者への感謝を伝えるアニメーションが映し出されました。
香港
昨年は、花火の打ち上げなどは行われず、特設サイトやFacebookとYouTubeで、バーチャルな映像によるカウントダウンのライブ配信が行われました。
今年は、新たに西九龍文化区で野外カウントダウンコンサートを開催しました。
コンサートでは、人気歌手や香港フィルハーモニー管弦楽団が出演し、パフォーマンスを披露しました。
抽選で合計3,000枚の無料コンサートチケットが配布され、市民にも公開されました。
コンサートの後半、日付がかわると同時に、短い時間ではありましたが、ビクトリア・ハーバーの遊覧船や香港島のビル群の屋上から花火が打ち上げられました。
このコンサートの模様はは、インターネットを介して世界に配信されました。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか。
ご紹介した4都市は、今年は、いずれも花火の打ち上げを行うことができました。
ドバイや台北は、コロナ前のスタイルと変わらずですが、シンガポールと香港については、コロナ前と様変わりしてしまい、寂しい限りです。
是非、来年こそは、世界の各地でカウントダウンが盛大に行われることを心から期待しています。
Part1(ニューヨーク、ロンドン、シドニー)については、こちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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