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米国証券会社 Firstradeでオプション取引をやる!【カバーコール編】

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この記事は、3分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

米国市場のオプション取引は、Firstradeを利用するのがよいといった記事を以前に書きました。

オプション取引には、コールとプット組み合わせることで様々な戦略があり、複雑なのですが、そのうち多くの個人投資家が継続して使用している戦略は、「カバーコール」と「キャッシュ・セキュード・プット」の2つです。

そこで、今回の記事では、そのうちの一つの「カバーコール」をとりあげ、実際にFirstradeで取引する方法について解説します。

オプション取引は、Firstradeを利用するのがよい理由については、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

 

 

カバーコールとは

コールの売りに対応する現物の株やETF等(原資産)を所有することで、売っているコールが権利行使されたとしても原資産を差し出すことで相殺することができます。

コールの売りが原資産でカバーされるので、「カバード・コール」と呼ばれています。

原資産の価格が権利行使価格を超えていると原資産の利益の増加とオプションの損失の増加がイコールとなるため、利益が頭打ちになります。

カバード・コールは、ある原資産の価格を超えたときの利益を手放す代わりに、プレミアムを受け取るという戦略です。

要は、「キャピタルゲイン」ではなく、「インカムゲイン」を狙う戦略です。

大切なのは「ここまで上がれば売却してもよい」と思える価格を権利行使価格に設定することです。

このルールを守っておけば、もしその価格を超えて権利行使日を迎えて原資産を失ったとしても「トータルではプラス、しかも自分が売りたいと思っていた価格で売れて、さらにプレミアムまで貰えている」という状態になります。

原資産が爆上げし、権利行使価格を遥かに超えていってしまった場合、「仕掛けなければよかった」と思うのはカバード・コールではありがちです。

この場合、少額のプレミアムを得るために大きな利益を得る機会を差し出してしまうので、仕掛ける際は、相場の動きを十分見極めながら行うことが重要になります。

実際に取引をする方法

firstradeは、オプション取引をする場合、いくつかの方法がありますが、今回は、初心者におススメの方法を2つ紹介します。

それは、次の2つです。

・Options Wizard
・Options Trade Ideas

以下、この2つの方法を使って、実際にカバーコールを行ってみます、

Options Wizardによる取引

Options Wizard とは、firstradeの口座開設者が利用できるオプション取引の戦略やアイデアを提供してくれるプラットフォームです。

元々は、米国OptionsPlay社が提供しているプラットフォームですが、それをアレンジし、Firstradeの口座開設者向けに使えるようにしたものです。

本家のOptionsPlayを利用するには、月75ドル(約8,000円)もかかります。

機能が制約されているものの、これを無料で利用できるのはとてもありがたいです。

Option Wizardでは、取引ごとに想定される損益をシミュレーションしてくれ、それを視覚的にわかりやすく表示してくれます。

今回は、XLFでカバーコールをしてみます。

カバーコールは、原資産を最低100保有していることが必要になります。

したがって、XLFを100株持っていない場合は、まず100株買っておきます。

アカウントにログインし、トップ画面の右側なかほどにある「OPTIONS WIZARD」(赤い部分)をクリックします。

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上段の中ほどにある検索欄(赤い部分)にティッカー「XLF」と入力します。

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右上にある"Income"というタグをクリックし、さらに赤い部分にある「Modify」をクリックします。

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下に設定項目一覧が現れるので、期限や権利行使価格などを変更し、プレミアムをシミュレーションします。

期限や権利行使価格等が決定すれば、下にある「Trading」をクリックします。

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確認画面が現れますので、内容を確認します。

問題なければ、「Preview Order」をクリックします。

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注文画面が現れますので、確認します。

問題がなければ、「SEND ORDER」をクリックします。

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確定画面が現れますので、再度、内容を確かめ、問題がなければ、注文は完了です。

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Options Trade Ideasによる取引

期限や権利行使価格などをどのくらいに設定したらよいのかよくわからない、あるいは、めんどくさいこうした作業は省きたいという人は「Options Trade Ideas」を利用することができます。

「Options Trade Ideas」は、OptionsPlayのアルゴリズムとスキャンテクノロジーを使用して、流動性の高い銘柄数百の中から、1時間ごとにフィルタリングを行い、公正な価格で取引が迅速に実行できるように支援をしてくれます。

まず、ログイン後、「Research& Toos」のドロップダウンリストから「Options」を選択します。

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「Options Trade Ideas」という画面が現れます。

アルファベット順に並んでいますので、この中から「XLF」を探します。

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「XLF」を見つけたら、右側の「TRADE」をクリックします。

すると下に、入力画面が現れますので、「Contracts」の欄にオプションの枚数を記入します。(1枚ごとに100株の現物が必要です)

入力したら、「PREVIEW」をクリックします。

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確認画面が現れますので、内容を確認します。

問題なければ、「SEND ORDER」をクリックします。

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次の画面が現れたら注文は完了です。

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まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、米国証券会社Firstradeにおいて、オプション取引「カバーコール」のやり方を説明しました。

Firstradeの口座開設すれば、難しい米国市場のオプション取引も、「Options Wizard」や「Options Trade Ideas」を使って、わかりやすく簡単に注文できます。

口座開設方法については、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

オプション取引を始める前に読むべきおススメの書籍は、こちらです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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