この記事は、2分で読めます。
こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
先週の記事で、タイがワクチン接種者を対象に一部の国からの入国者の隔離を免除する措置を11月から開始するとお伝えしました。
その際に、日本は対象国から外れるかもしれないとお伝えしましたが、残念ながらどうもそれが現実味を帯びてきました。
今回の記事では、このことについて解説します。
先週の記事は、こちらからご覧ください。
タイ政府の発表のおさらい
タイのプラユット首相は11日夜にテレビ演説を行い、11月1日から新型コロナウイルス対策の往来制限を緩和し、ワクチン接種などを条件に米国や中国など「低リスク国」から入国者の隔離義務を免除する方針を表明しました。
この方針は、首都バンコクなどで外国人旅行客の受け入れを再開し、経済の立て直しにつなげたいとの思惑からです。
プラユット首相は「低リスク国から空路でタイを訪れるワクチン接種が完了済みの人については、11月1日から隔離なしで入国を認めることを早急に検討するように関係当局に指示した」と述べるとともに、当初の対象国は少なくとも10カ国とし、英国、シンガポール、ドイツ、中国、米国を例示しました。
残りの5か国については、現在のところ不明です。
11月の様子をみながら、12月、1月と順次対象国を広げていくとのことです。
日本が除外されるとみる理由
現在、タイ政府から対象国の10か国について正式な発表はありませんが、日本は除外されるかもしれません。
日本が除外されるとみる理由は、先週、10月14日にタイ国際航空が発表した10月31日から3月26日までの冬季スケジュールにあります。
日本発のフライトも発表されましたが、11月の増便が見送られたからです。
増便が見送られただけではなく、当初予定していた10月25日までのチケット販売促進のプロモーションも延期になりました。
恐らく、タイ国際航空がタイ政府から日本が対象国から外れるとの情報を得ての判断と考えられます。
現在、日本発バンコク行きは週13便が運航されています。
11月の増便は見送られましたが、12月からは、週17便に増便される計画になっています。さらに、1月2日から週20便に増便されます。
この計画からみると、日本は12月から対象国入りするのではないかと考えられます。
もちろんタイ国内で感染が増えないことが前提ですが・・・。
なぜ日本は除外されるのか
日本では、お盆の時期まで大幅に感染者が増えていましたが、その後、減少傾向になり、現在、1日の感染者数が500人程度と劇的に減少しています。
それにも関わらず、もし対象国から除外されるとするのなら、その理由は、日本の入国制限が一向に緩和されていないからです。
日本政府が、入国者に求められる「隔離期間」は依然として原則14日間です。
(ただし、10日目でPCR検査を行い陰性なら期間を短縮できる)
外国には、相互主義という原則があり、相手方になんらかの措置を要求する場合、自国も同様の措置を行う必要があります。
タイ政府からしてみれば、自国民が日本に入国するとき14日間も待機させられるのに、どうして日本人が入国するときに「隔離なし」を認めてやらないといけないのかということになるのです。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
現在、タイの入国に関しては、ワクチン接種証明書保持者であれば、強制隔離期間は7日間となっています。
これに加えて、日本帰国時には最低10日間の自宅隔離が必要となります。
これでは、日本からタイに気軽に旅行に行こうということにはなりません。
コロナ前までは、タイは海外旅行先としては常に上位に位置しており、タイに早く旅行に行きたいと思っている日本人も多いと思います。
しかし、残念ながら、その道のりはかなり長くなりそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が良ければ、ブックマークとスターをお願いします。
また、SNSでシェアして頂けると、モチベーションが上がります。
今後も役に立つ、記事を配信していきます!