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【2021年最新】CFD取引証券会社を徹底比較!商品と債券に注目!

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この記事は2分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

前回、CFDのメリットとデメリットなどについて、ご紹介しました。

CFDを理解したら、次は、取引を始めるには、どの証券会社を選んだらよいのか
ということになります。

そこで、今回の記事では、CFD取引証券会社について、徹底比較し、どの証券会社を選ぶべきか検討します。

選択のポイント

一般に証券会社を選択するための基準としては、①取扱銘柄数や種類、②取引コスト、③ツールの使いやすさ、③サポート体制の充実度などがあげられます。

CFD取引証券会社が決めるのは、株やETFを取引する証券会社を決めるよりも難しい選択になります。

というのも、CFDは、株、株式指数、商品、債券、外国為替など取引できるCFDの種類も多く、しかも料金体系が複雑で、各社バラバラだからです。

したがって、選択する人の見方やニーズの違いなどによって大きく結果が変わってしまいます。

そこで、今回の選択にあたっては、次の条件を前提に考えていこうと思います。

・SBI証券や楽天証券などの国内人気証券会社に加えて、IBやFirstradeなど
 の米国証券会社の口座を開設している人が選択するとしたらどの証券会社が 
 よいか

前回の記事でもご紹介したように、株やETFの取引に比べ、リスクマネジメントが難しく、コストもかかるので、株、株式指数などは、CFDを使わずに取引するほうがよいと思います。

前提条件に挙げたような証券会社に口座を開設していれば、日本株やEFTはもちろん、米国株などの外国株、ETFも購入できるでしょう。

そうなると、商品と債権の銘柄数がCFD取扱証券会社の選択において、大きなポイントになります

主要各社が取扱うCFDの種類

国内の主要なCFD取扱証券会社が取り扱うCFDの種類は、次の表のとおりです。

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表からわかるとおり、「商品」と「債券」の両方を取扱っているのは、サクソバンク証券とIG証券だけ。

GMOクリック証券なども商品CFDは扱っていますが、金、銀、原油などの2~5銘柄に限られています。

取引銘柄が多い、サクソバンク証券とIG証券の2社に絞って、以下検討していきます。

取扱銘柄の比較

サクソバンク証券とIG証券の取扱銘柄を「商品」、「債券」の順で比較していきます。

商品

商品CFDの銘柄数は、次のとおりです。

サクソバンク証券 18銘柄

IG証券      28銘柄

IG証券のほうが10銘柄も多いです。

詳細は、次の表のとおりです。

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IG証券は、アルミやニッケルなどの金属の銘柄のほか、オレンジジュースやコメなどの銘柄もありますが、サクソバンク証券ではこれらの銘柄は取り扱っていません。

特に、ニッケルは、リチウムイオン電池の原材料であることから、今後も需要が伸びる素材の一つであり、これを取引できるIG証券は、アドバンテージがあります。

債券

債券CFDの銘柄数は、次のとおりです

サクソバンク証券 6銘柄

IG証券       10銘柄

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債券もIG証券のほうが銘柄数が多く、欧州の国債のほか、日米の国債の銘柄もあります。

日米の国債は、CFDで購入せずとも、通常の証券会社からETFないし現物で購入することができるので、それらを除外すると大差ないという見方もできます。

取引コスト

以上、取扱銘柄を見る限り、IG証券がよいということになりますが、コストが結構かかるということになると、サクソバンク証券のほうがよいということになるかもしれません。

そこで、最後にコストの比較をしてみたいと思います。

これも商品CFDに限定して比較してみます。

まず、取引手数料については、両社とも不要です。

スプレッドについては、次の表のとおりです。

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金、銀、原油はサクソバンク証券
その他は、IG証券

という感じでも、どちらがよいとは言いがたいです。

ただし、サクソバンク証券は、一定数量以下の取引の場合手数料が発生する(ミニマムチャージ)銘柄(金、銀、プラチナ、パラジウム)があるので、注意が必要。

一方、IG証券は、サクソバンク証券よりも多くの証拠金が必要となっています。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

「商品CFD」の取扱い銘柄数、それに「債券CFD」を購入できる数少ない証券会社として、IG証券にアドバンテージありという結論になりました。

IG証券には、損失を限定できる「ノックアウト・オプション」と「ノースリッページ」という仕組みがあり、これも選ばれる理由の一つになっています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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