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【2021年7月27日現在】ワクチンパスポートが使える5か国の状況 イタリア、トルコ編

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この記事は、3分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

ついに、7月26日から日本でもワクチンパスポートの申請が開始します。

とりあえず、イタリア、トルコ、オーストリア、ポーランド、ブルガリアの5か国で利用できることも発表されました。

そこで、今回の記事では、これら5か国のうち、イタリアとトルコの状況についてまとめてみました。

イタリア

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国内の感染状況と規制

ワクチン接種が進み、ピーク時で1日3万5千人を超えていた感染者が、現在では5,000人ほどの状況です。

死者数は、ピーク時で1日800人を超えていましたが、現在では20人ほどです。

イタリアは、感染状況に応じて州ごとに色分けを行っていましたが、ワクチン接種が進んだことから、6月28日から全土が最も緩いホワイトゾーンとなり、屋内でのマスク着用以外は基本的に制限が解除されました。

屋内でのマスク着用をしなかったら、周りの人から注意をされたりするようです。

また、警察に見つかると、5万円ほどの罰金を徴収されます。

美術館などの文化施設は、5月より段階的に再開されており、施設によっては事前予約や人数制限などを継続して実施しているところがあります。

入国条件と航空機の運行

6月21日から、日本からイタリアへ入国する際に「グリーン証明書」と呼ばれる、①ワクチン接種済証明書、②治癒証明書、③PCR検査陰性証明書のうちのいずれか1つを提示すれば、自己隔離義務が免除の上で入国が認められることになりました。

日本政府は、7月21日にワクチンパスポートをイタリアで使用できることを合意したと発表しましたが、イタリア側はその1か月前にすでにそのことに同意していたというわけです。

むしろ、日本側の事務手続きの遅れから合意できなかったのが実態のようです。

なお、現在では、入国48時間以内に実施したPCR検査陰性証明書ではなく、より安価で(5,000円ほど)、簡易な(15~30分で結果判明)抗原検査陰性証明書でもかまわないとされています。

イタリアの国際線のある空港内には、検査場が用意されており、PCR検査や抗原検査を有料ですが、比較的簡単に受けることができます。

イタリアへの入国する場合、事前に「デジタル旅客ロケーターフォーム(PLF)」への登録することが必須です。

ロケーターフォーム(EU PLFウェッブサイト)

https://app.euplf.eu/#/

イタリアでの滞在に関する詳細を記入する必要がありますので、予め自己隔離場所や空港からの交通手段を手配しておく必要があります。

スマホから登録できます。登録後に届くQRコードは搭乗時に提示が求められますので大切に保管しておきましょう。

登録は、搭乗手続き直前でもできますが、トラブル等があるかもしれませんので、時間に余裕をもってやっておくべきです。

PLFへの登録が困難な場合は自己宣言書を印刷し携行しておきましょう。

PLFを登録できた人もスマホのトラブルが発生した場合に備えて、自己宣言書も併せて持っておくほうがよいかもしれません。

ないしは、スマホ複数持っているのなら、もう一台念のため持っていくことをおすすめします。

イタリアへは、アリタリア航空が羽田ーローマ線を週5日で運行しています。

トルコ

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国内の感染状況と規制

ワクチン接種が進み、ピーク時で1日6万人超えていた感染者が、現在では11,000人ほどの状況です。

死者数は、ピーク時で1日300人を超えていましたが、現在では60人ほどです。

トルコでは、各県を4つのリスクグループ(「低い」「中」「高い」「非常に高い」)に分類し、グループごとに感染症対策の規制を行っていました。

一般的な外出規制に加え、年齢に応じた制限を行っており、65歳以上の外出を10時~14時に制限、20歳未満の外出を13時~16時までに制限していました。

「低い」「中」「高い」グループのレストランやカフェなどの飲食店は収容人数を50%までに制限のもと7~21時まで営業可能(日曜を除く)でした。

しかし、7月1日から、これらの規制がほぼ解除になりました。

入国条件、航空機の運行

5月中旬以降、日本からのトルコ入国に当たっては、PCR検査の陰性証明書の提示義務が一時的に免除されていましたが、6月1日以降「出国前72時間以内のPCR検査証明書」あるいは「出国前48時間以内の迅速抗原検査証明書」の提示が必要に変更されました。

7月1日以降も、入国前72時間以内のPCR検査証明書」あるいは「入国前48時間以内の迅速抗原検査証明書」の提示が引き続き必要となりますが、ワクチンパスポートがあれば、入国前検査証明及び隔離措置が免除されることになりました。

ただし、保健省の判断により入国の際にPCR検査を実施される場合があります

また、搭乗前の72時間以内にトルコ保健省が指定する「入国フォーム」に入力することが必須です。

入国フォーム(トルコ保健省ウェッブサイト)

https://register.health.gov.tr/

ターキッシュエアラインズが羽田ーイスタンブールを週5日運行しています。

セーフ・ツーリズム認証プログラムと健康保険パッケージ

トルコでは、「セーフ・ツーリズム認証プログラム」を実施しています。
これは、航空会社・空港・その他の交通機関・宿泊施設・およびレストランなどが高水準な健康的衛生状態にあることを証明する認定制度です。
この認証を受けている施設では、感染対策がしっかり行われている証なので、こうした施設を利用するのがおすすめです。

プログラムの詳細は、トルコ観光広報・開発庁(TGA)の公式ウェブサイトで、トルコ語、英語、ドイツ語、ロシア語で公開されています。

トルコ観光広報・開発庁(TGA)のウェブサイト

https://tga.gov.tr/home/
また、7月1日から外国人旅行者向けの健康保険パッケージも用意しています。 15、19、23ユーロの掛け金で、それぞれ3000、5000、7000ユーロまでの医療費がカバーされるというものです。 受託航空会社、パスポートコントロール通過前にある販売所、旅行業者、オンラインなどで購入することができます。

Türkiye Sigortaのウエッブサイト

https://www.covidinsurance4turkey.com/?ch=thy

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

一時期、感染者数が、世界の中で有数の多い国となった両国ですが、観光立国であることから、ワクチン接種の拡大で感染者数や死亡者数を抑えることができたとみて、外国からの観光客の受け入れに大きく舵をきることになりました。

トルコがはじめた認証制度や健康保険の導入は、アフターコロナの中で世界のスタンダードになっていくのか注目していこうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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