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こんばんわ。当サイト管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨年9月から日本でも利用できるようになったRevolut。
月1回、75万円までなら、為替手数料、送金手数料も無料です。(タイバーツなど一部の通貨は除く)
今回の記事では、先月に引き続き、米国Union Bankの口座への送金を行い、実際の為替レート、送金手数料がどうだったかを検証します。
Revolutの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
送金の概要
今回は、新規に発行した「Sony bank WALLET」というソニー銀行が発行するVisaデビッドカードを使って、Revolutのアカウントにチャージすることにしました。
Revolutの場合、両替・海外送金を行う場合、クレジットカードで入金した資金は使えません。デビッドカードで入金する必要があります。
Revolutのスタンダード会員の場合、平日に月額75万円までを米国ドルを送金する場合、為替手数料、送金手数料無料で送ることができます。
有料会員の場合も、両替は無制限にできますが、日本からの送金の場合、1日あたり100万円までという上限があるため、これ以上の送金をすることはできません。
今回は、スタンダード会員の上限いっぱいの75万円を送金することにしました。
Revolutアカウント開設方法については、こちらの記事をご覧ください。
Sony bank WALLETでチャージすると、優遇プログラム Club S のステージに応じて、ご利用額の0.5%~2.0%をキャッシュバックがあります。
毎月1日~末日までの利用に応じたキャッシュバック額を、翌月25日までに円普通預金口座へ入金されます。
今回の場合、7月25日に口座に入金される予定です。
Revolutは入金額の制限があり、使用頻度に併せて入金できる金額が増えていくしくみになっています。
前回は、80万円まで1回で入金することができるようになっていました。
前回の検証については、こちらの記事をご覧ください。
ところが、今回、新しい発行したデビットカードのため、75万円を一気にチャージしようとしたのですが、うまくチャージできませんでした。
というのもRevolutでは、カードでの入金には上限額が設定されています。
ところが、厄介なことに上限額は明示されていません。
そのうえ、Sony Bank WALLETの初期設定を行っていなかったというトラブルがあり、それが影響していたのかもしれません。
このことについては、こちらの記事をご覧ください。
チャージ・為替レート
結局、 6月3日・4日の2日間の2回に分け、チャージ、両替、送金を行いました。
詳細は以下のとおりです。
6月3日(木)
Revolutへのチャージ 46万円
内訳 Revolutアカウントにもともと入金していた資金 20万円
Sony Bank WALLET 21万円
楽天銀行Visaデビットカード 5万円
*JCBブランドのものがありますが、Revolutでは使えないので、要注意!
両替前 460,000円
両替後 4,193,75ドル
為替レート $1=¥109.687034
両替日時(英国現地時間)におけるYahoo!ファイナンス(UK)のレート $1=¥109.676
今回は、実際取引を行った日時(英国現地時間)でのレートがわかる「Yahooファイナンス(UK)」を使って、比較してみました。
結果は、差がわずか0.011034でした。
6月4日(金)
Revolutへのチャージ 29万円(楽天銀行Visaデビットカード)
両替前 290,000円
両替後 2,628,06ドル
為替レート $1=¥110.347557
両替日時(英国現地時間)におけるYahoo!ファイナンス(UK)のレート $1=¥110.310
結果は、差が0.037557です。
手数料
今回も、Revolut 側には、両替手数料と送金手数料は取られませんでした。
また、銀行間取引では、受取銀行や中継銀行の手数料が発生することがありますが、今回の送金においては、これらも一切ありませんでした。
これは、前回にも紹介したとおり、Revolutの送金方法が、銀行ワイヤではなく、米国内で無料で利用できるACH送金を利用しているためです。
送金に要した日数
時間の流れは以下のとおりです。
6月3日チャージ分
日本標準時
6月3日(木) 6:37 デビットカードを使って、Revolutに入金を実行
6月3日(木)19:05 Revolutで円を米ドルに両替した上で、Union Bankの口座に送金を実行
(英国夏時間 6月3日(木)11:05)
6月3日(木)20:25 Revolutから「送金した」というメールが届く
(英国夏時間 6月3日(火)12:25)
6月4日(金)5:28 Union Bankから「現地時間13:27に、4,575.53ドルが着金した」というメールが届く
(米国太平洋標準時(夏時間) 6月3日(木)13:28)
6月4日チャージ分
日本標準時
6月4日(金) 7:15 デビットカードを使って、Revolutに入金を実行
6月4日(金) 7:16 Revolutで円を米ドルに両替した上で、Union Bankの口座に送金を実行
(英国夏時間 6月3日(木)23:16)
6月4日(金)17:17 Revolutから「送金した」というメールが届く
(英国夏時間 6月4日(金)9:17)
6月5日(土)5:26 Union Bankから「現地時間13:25に、2,628.06ドルが着金した」というメールが届く
(米国太平洋標準時(夏時間) 6月4日(金)13:26)
夜に送金を実行した1回目が、わずか10時間たらずで着金しました。
朝に送金を実行した2回目は、着金まで22時間かかりました。
これは、Revolutの本社の営業開始時間が日本時間の夕方にあたるため、日本時間の早朝にアプリ上で送金を実行しても、Revolutの営業がはじまらないと、実際の送金作業が行われないためです。
なので、送金する際は、夕方以降に送金を実行するのが、時間的には効率的です。
米国内だけで利用できるACHの送金は、通常1~2営業日かかると言われていますが、それを考えるとかなりの速さと言えます。
今回で3回目の検証になりますが、いずれも送金は安定して行われています。
過去の検証に関しては、こちらの記事をご覧ください。
補足:カードでの入金に関する上限額設定について
本文中に「カードでの入金には上限額が設定されています。ところが、厄介なことに上限額は明示されていません。」と記載しましたが、この点に関して、Revolutの公式サイトのQ&Aには、以下のような回答が示されています。
(回答)
「新規に追加したカードの場合、24時間ごとに追加できる金額に対して一時的に上限が設定されます。
この上限は、お客様アカウントのセキュリティを保護するために、当社の自動セキュリティシステムが複数の要素を考慮して設定します。
ただし、1日あたりの制限額は24時間ごとに更新される他、お客様による当社アプリの使用を通じて当社におけるご使用履歴が増えるにつれて、1日あたりの制限額が引き上げられます。
1日あたりの制限額を超えてチャージしたい場合は、居住国で利用できるその他の方法を通じてチャージすることが可能です。」
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
前回に引き続き、特にトラブルもなく、翌日はユニオンバンクの口座に着金することができました。
このサービスが手数料無料で使えるというのは、本当にありがたいのです。
どうして手数料をとらずに、やっていけるのか不思議としかいえません。
銀行と違って預金保護適用外なので、リスクはありますが、この安定さなら、引き続き利用していこうと考えています。
Revolutアカウント開設方法について、こちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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