おはようございます。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
ユニオンバンクを開設した場合、60日以内に口座に入金しないと、口座は閉鎖されてしまいます。
口座に入金するためには、日本から海外送金をしなければなりません。
メガバンクなどから送金すると、少なくとも3,000円ほどの送金手数料に加え、割高な為替レートで清算されます。
しかも、送金先のユニオンバンク側も1回あたり15ドルの受取手数料をとります。
しかし、もし、あなたかIB証券に口座をすでに開設し、IB証券を通じて、ACH送金という方法を使えば、合計800円で送金することができます。
もちろんIB証券に資金がすでにあれば、ユニオンバンクに「無料」で送金できます。
こんなふうなこともできますので、両口座を持っていれば、是非、ACH送金を利用すべきです。
今回の記事では、ACH送金と何か、IB証券・ユニオンバンク間のACH設定方法や送金方法について、詳しく解説します。
IB証券の口座開設メリットについては、こちらをご覧ください。
ACH送金とは
ACHとは、”Automated Clearing House”の略で、訳すと「自動決済機関」です。
各銀行同士で決済を行う、”Wire Transfer”と違って、各銀行が一旦この機関に取引を持ち寄って決済を行うシステムです。
電子小切手決済とも呼ばれており、公共料金の支払いや給与振込など、小切手に替わる決済方法とされています。
”Wire Transfer” との違いは、手数料が安い(無料の場合もある)分、送金には2-3日かかるということです。すぐに資金が必要な場合は注意が必要です。
また、アメリカ国内のみのシステムなので、海外送金はできません。
ACH設定方法
Interactive Brokersのサイトから手続きを行います。
「アカウント・ポータル」の画面から、ログインします。
左上段の三本線をクリックすると次のような画面が現れるので、「入金・出金」をクリックします。
次のような画面があらわれますので、「出金する」をクリックします。
次の画面が現れたら、「インスタントACH承認を利用する」を選択してください。
こちらを利用すれば、即日、ACH送金が利用できます。
但し、たまに登録がうまくいかないケースがあるようです。その場合は、赤枠の「従来のACH承認を利用する」を選択してください。
「従来のACH承認を利用する」を選択した場合、ABA番号を入力した後、大量の支店名が出てきますが、そこには、選択すべき”Union Bank Japanese Customer Service Unit”がありませんので、一番住所が近い支店を選択してください。
ABA番号が正確に入力されていれば、問題ありません。
以下では、「インスタントACH承認を利用する」を選択した場合の流れを説明します。
「口座ニックネーム」に任意の名前を入力します。”Union Bank"と入力しましょう。
「銀行情報の利用」は、「デビット&クレジット・出金および入金」を選択します。
入力できたら「銀行情報の確認」をクリックします。
次の画面が現れますので、”GET STARTED"をクリックします。
上段の検索欄に”Union Bank”と入力し、”SEARCH"をクリックします。
Union Bankが出てきますので、クリックします。
次の画面が現れたら、上から順に、Union Bankの”User ID”、”Password”、”Password”の順で入力をします。
次に、Union Bankで開設している口座が表示されます。自分の口座であることを確認の上、どちらの口座に紐づけるかを選択します。
普通は、"Checking"の方を選択します。
なぜならば、"Saving”の方で6回を超える振込・振替やデビットカードでの購入・支払い等を行うと、法令に基づき、口座がなんの前触れもなく解約されてしまうことがあるからです。
どちらかをクリックすると、下のような画面が現れます。
氏名と口座番号が表示されますので、確認の上、間違えがなければ、"CONFIRM"をクリックします。
以上で入力作業は終了です。
入力が問題なければ、即日、ACHが利用できます。
もし、「従来のACH承認を利用する」を選択した場合、Interactive Brokersから少額の入金(私の場合 $0.31,$0.44でした)がユニオンバンクの口座に2件されます。
その額を確認して、IB証券の「クライアント・ポータル」の「保留中のリクエスト」メニューオプションから、指示の横にある「金額の確認」リンクを選択して、クレジット金額を入力します。
正しい金額を入力すると、ACH送金を使用して入出金を行うことができます。
出金での登録ができれば、入金の際のアイコンも自動で作成されますので、同じ設定作業を入金の方でやる必要はありません。
送金方法
次に、送金方法について説明します。
まずは、上記の「設定方法」で説明した「入金・出金」の画面に行きます。
そして、「出金する」をクリックします。
次の画面が現れますので、先ほど設定した「Union Bank」のアイコンを選択します。
次の画面が現れますので、、ここで出金金額を入力します。
金額が入力出来たら、下にある「出金を作成」をクリックします。
警告画面が現れますので、内容を確認したうえ、「続ける」をクリックします。
最後に、本人確認を行う画面が出ますので、ログインする際に、入力する「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「出金を承認」をクリックします。
すると次のような画面が現れ、手続きが終了です。
万一入力内容に間違え等あった場合、一定時間内であればキャンセルは可能です。
その場合は、取引履歴の画面からキャンセルを行ってください。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか。
少々、設定が手間かもしれませんが、両口座間で無料で資金移動できるのは、大きな利点です。
なお、ユニオンバンクからIB証券への入金は、何回でも無料で行えますが、逆に、IB証券からユニオンバンクへの入金は、無料で利用できるのは歴月1回です。
2回目以降を出金手数料として、IB証券に1ドルを支払いをしなければならないので、注意が必要です。
IB証券の口座開設方法については、こちらをご覧ください。
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