みなさんは、投資ポートフォリオを確認するためにどんなツールを使っていらっしゃいますか?
多くの方は、エクセルなどの表計算ソフトを使って、データを入力、関数を用いて集計し、それをグラフ化なんて煩わしい作業をしているのではないでしょうか。
私もその一人でした。
昨年、IB証券が提供している”PortfolioAnalyst”というツールが凄いんです。
これを使えば、瞬時に、30ページにも及ぶ、自分の資産に関する分析レポートが作成されてしまうんです。
今回は、IB証券の”PortfolioAnalyst”について紹介します。
IB証券については以下の記事をご覧ください。
PortfolioAnalyst(ポートフォリオアナリスト)とは
PortfolioAnalystは、現在の口座内にある資産、さらにはそれに基づいて計算された将来の資産をリアルタイムに確認、分析できるツールです。
主な機能は以下のとおりです。
・株、ETF、投資信託などの保有構成を、セクター別(金融、エネルギー等)、
地域別(北米、アジア等)、国別、金融商品別ごとの内訳が確認できる
・時間加重や金銭加重を選択して収益率を計算し、表示してくれる
・ロング、ショート別に集計してくれる
・SPYやQQQなど250を超えるベンチマークと比較してパフォーマンスを測定
できる
・最大下落率、シャープレシオ、ソルティーノレシオ、標準偏差などの指標を
使用して、リターンに対するリスクを計算してくれる。
一言で言うと、パフォーマンスレポート、ベンチマークツール、ポートフォリオ分析をすべてを1つにまとめたものです。
パフォーマンスレポートとベンチマーク
パフォーマンスレポートは、投資のパフォーマンスを単一のビューでレポートするというものです。
指定期間のリターンとトップ・ボトムパフォーマンスなどの情報が一目でわかります。
ポートフォリオのパフォーマンスを様々なベンチマーク(STI、VTI、S&P 500など)と比較できます。
比較できるインデックスは、レポートごとに最大3つまでです。
これらのレポートは、「月次」、「四半期」、「年初来」、「ポートフォリオの開始以降」など、さまざまな時間タームに設定ができます。
レポートは、PDFで作成され、所定のメールアドレスに自動送信できます。
ポートフォリオ分析
さまざまなセクター、地域、資産の種類ごとに資産配分を視覚化でき、ポートフォリオの集中・分散度合や、リスクにされている資産がどの部分なのかを確認できます。
リスク分析では、シャープレシオ、Max Drawdown、リカバリー期間、標準偏差などからリスクとボラティリティを計測し、ベンチマークと比較するので役立ちます。
シャープレシオについて知りたい方は、高橋ダンさんの解説動画をご覧ください。
予想収入と配当履歴
持ち株やETFなどの、月ごとの配当受け取り履歴が見れるとともに、履歴情報に基づいて、今年1年間の配当予測を表示してくれます。
レポートのカスタマイズとスナップショット
レポートの情報が多すぎる場合は、レポートをカスタマイズすることができます。表示したいモジュールのみを選択できます。
カスタマイズしたレポートは、PCやスマホのメールアドレスに定期的に配信することができます。
コンパクトにまとまったレポートの方がよいという人には、「スナップショット」と呼ばれる短い要約したレポートも作成してくれます。
これは、累積収益、入出金などの主要なデーターを1ページに要約したものです。
まとめ
ポートフォリオアナリストは、IB証券のクライアントは、だれでも無料で使えます。
すべての残高、証拠金、購買力の計算はリアルタイムで行われます。内部収益率もリアルタイムで計算できます。
こうしたサービスもIB証券の大きな魅力です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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