年末年始は海外で過ごしたい。でも場所は決まっていないという方。世界的に有名なカウントダウンイベントに参加してみるというのはいかがでしょうか。
世界の大都市では、花火大会やコンサートなどのカウントダウンイベントが行われ、一年で最も盛大なお祝いムードに包まれます。一年の始まりに、満開の花火に向かって「Happy New Year!」と叫んでみると、きっとその年はいい年になることでしょう。
そこで、この記事では、世界で有名なカウンタダウンイベントを紹介します。
- 歴史が古い ニューヨーク・マンハッタン
- ビッグベンと共に ロンドン
- 真夏のカウントダウン シドニー
- ギネス記録認定の超ド派手 ドバイ
- おなじみ東アジア最長高層ビル自体が花火筒になる 台北
- 日本の技術を駆使した最先端ショー シンガポール
- 今年も開催 100万ドルの夜景 香港
歴史が古い ニューヨーク・マンハッタン
海外でのカウントダウンと聞いて、真っ先に思い浮かぶのがニューヨーク。
カウントダウンの中心地となるタイムズスクエアには、直径3.6メートルの「ニューイヤーズ・イブ・ボール」が出現。ステージではアメリカを代表するアーティストによるパフォーマンスがカウントダウンを盛り上げます。
ワン・タイムズスクエア・ビルのてっぺんに設置されたニューイヤーズ・イブ・ボールは、年明け0時きっかりに下まで落ちます。この「ボール・ドロップ」と呼ばれるものは、1907年から続いているニューヨークのカウントダウン名物。
年が明けると、大量の紙吹雪が舞い、いたるところで花火が打ち上がります。
Watch: Times Square New Year's Eve Ball Drop
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ビッグベンと共に ロンドン
2014年からは、テムズ川のランドマーク大観覧車「ロンドン・アイ」を見渡せるメインの鑑賞スポットには、有料チケット制が導入。チケット入手のチャンスは、毎年秋と冬の2回。ロンドン市公式ウェブサイトで購入できます。
ニューイヤーズ・イブ当日、年明け60秒前になるとロンドン・アイに数字が映し出され、カウントダウン開始。新年を迎えビッグベンがベルを鳴らすと、怒涛の花火ショーの幕開けです。
テムズ川の水中から、さらにはロンドン・アイの輪からも花火が放たれ、百花繚乱の10数分間。
London's New Year's Fireworks 2019 LIVE 🎆🤩🎉 - BBC
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真夏のカウントダウン シドニー
南半球に位置するオーストラリアのカウントダウンは、夏真っ盛り。
なかでも、歴史の古さ、規模の大きさNo1のシドニーが有名。世界三大美港の一つに数えられるシドニー湾での打ち上げ花火は、世界遺産のオペラハウスとハーバーブリッジをバックに豪華絢爛です。
メインの花火が上がるのは、年が明けた0時。シドニー湾周辺で次々と花火が上がり、シドニーのランドマークと花火の美しいコラボレーションは想像以上の迫力。
Happy New Year Australia! Sydney welcomes in 2019 with celebratory fireworks
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ギネス記録認定の超ド派手 ドバイ
とにかく派手に過ごしたいなら、ドバイへ行きましょう。ドバイは、2014年の年始には6分間に50万発の花火が上がり、ギネス記録を更新しました。
カウントダウン花火が楽しめるのは、世界最大の人口島「パーム・ジュメイラ」や、7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」など。ドバイが世界に誇る各スポットで行われる年越し花火には、毎年20億円以上の費用がかかっているといわれます。
2018年に中止となった「ブルジュ・ハリファ」での花火も2019年は復活予定。今年も最高に盛り上がること必至です。
Watch Dubai New Year 2019 fireworks in full
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おなじみ東アジア最長高層ビル自体が花火筒になる 台北
アジアも負けていません。毎年、台北101で行わる新年を祝う花火ショー。
開催時間は、元旦0時から約3分間。台北101を覆い尽くすように、ビル全体から美しい火花が舞い散ります。その姿は、まさに巨大な花火筒。
最後の火花の輝きが薄れ、夜の闇に交じりきるころ、101の電光掲示板に表示されるHAPPY NU YEARの文字とともに「シンニエン・クアイラー!!(明けましておめでとう!)」という新年を祝う声が巻き起こります。
周辺の高層ホテルの高層階から見物するのがおすすめです。
Taiwan celebrates arrival of 2019 with fireworks off Taipei 101 tower
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日本の技術を駆使した最先端ショー シンガポール
アジアのカウントダウン先として最近人気を集めているのが、シンガポール。
日本のCMで話題になった高級ホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」や、世界最大級の観覧車「シンガポール・フライヤー」と豪華な花火のコラボレーションは見もの。
2019年を迎える年越しの目玉は、エイベックスがプロデュースする未来型花火イベント「スターアイランド シンガポール カウントダウンエディション」でした。
ニューイヤーズ・イブの23時、ザ・フロート@マリーナ・ベイにて、花火と3Dサウンド、ライティング、ショーパフォーマンスが融合した、まったく新しいショーが上演。
86カ国の来場者がチケットを購入、会場のあるマリーナベイ周辺には約50万人が来場するなど大盛況だった。
今年も日本の伝統と最先端テクノロジーがどのような融合を遂げるのか。
STAR ISLAND SINGAPORE COUNTDOWN EDITION OFFICIAL AFTER MOVIE
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https://www.marinabaycountdown.sg/
今年も開催 100万ドルの夜景 香港
長期化しているデモの影響で開催が懸念されていた香港。でも、香港人の心意気。今年もやりますカウントダウン。
日本から気軽に行ける海外のカウントダウンの代表格が、香港。こんな時だからこそ100万ドルの夜景のなかでニューイヤーズ・イブを経験するのはいかがでしょうか。
毎日20時にレーザーショーが行われるビクトリアハーバーでは花火も加わり、夜空に咲く花火と水に映る花火、高層ビル群の夜景が夢のような光景が繰り広げられます。
ニューイヤーズ・イブの23時から断続的に花火の打ち上げが始まり、年明けとともに盛大な花火と音楽のショーが開始。九龍半島と香港島の間の海上からだけでなく、高層ビルからも吹き出すように花火が上がる光景は圧巻。
今年はどんなカウントダウンになるのか、世界中が注目しています。
無事開催されることを心から祈っています。
New Year's 2019: Hong Kong's Victoria Harbour lit up by spectacular display
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