先日、久しぶりにバンコクに行ってきました。今回は、激安のLCCを使ったため、ドンムアン空港に到着しました。
「地球の歩き方2018~19 バンコク」をみるとドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス方法として、
- メータータクシー
- 空港バス
- エアポート・リモバス・エクスプレス
- 路線バス
- 鉄道
の5ルートが紹介されています。
スワンナプーム国際空港から出ている「エアポートレイルリンク」のようなBTSやMRTに接続している便利な列車は、残念ながら2019年8月現在、ドンムアン空港にはありません。
今回は、これらのうちでどのルートがおすすめか、おすすめルートの乗り方などをご紹介いたします。
空港バスとタクシーがおすすめ
鉄道や路線バスもありますが、スーツケースを持って移動する海外旅行客にとっては、これらは、時間帯によって、ローカルの乗客でぎゅうぎゅう詰めになったりします。また、車内はエアコンが付いておらず、体力的もかなり疲れます。
BTSやMRT沿線まで行くなら、空港バスが値段も安く便利なのでおすすめです。荷物が多い場合、3人ぐらいのグループ旅行、深夜など空港バスが運行していない時間やホテルまで直接行きたいならタクシーがいいでしょう。
一人旅なら絶対空港バス
ドンムアン空港から市内への移動でコストパフォーマンスが一番よいのは空港バスです。この方法は時間的にも速く、料金も安いです。
バンコクの中心部は、渋滞がひどく、特に、通勤時間帯などは車が動かないような状態になったりします。渋滞にまきこまれないためには、ホテルをBTSやMRTの駅の近くで押さえ、あまり車が渋滞しない、中心部から離れたBTSやMRTの駅でまで空港バスで行き、そこからBTSやMRTでホテルの最寄り駅まで向かうというのがベストです。
空港バスの乗り方
タイ「国外」からドンムアン空港へ来た場合、ターミナル1の5番もしくは6番出口へと向かいます。ターミナル1が始発場所なので、相当混んでいない限り、座れます。
エクスプレスバスはA1~A4までそれぞれ行先、運行頻度、運賃が異なります。
A1 BTSモーチット行き(5分に1本)
A2 ビクトリーモニュメント行き(30分に1本)
*運行時間:7時~24時(0時)
*運賃:30バーツ
A3 ルンピニー公園行き(30分に1本)。
A4 カオサン経由サナームルアン行き(30分に1本)。
*運行時間:7時~23時(11時)
*運賃:50バーツ
空港バスは、路線バスと同様、料金はバスが出発してから、料金回収する車掌さんに支払う形になっています。したがって、小銭を準備しておく必要があります。空港でキャッシングなどをしたうえで、セブンイレブンで水などを買って、小銭を作っておきましょう。
残念ながら、バンコクでは、日本のSuicaやICOCAのようなどこの電車やバスも乗れるといったタッチ式のカードはありません。バンコクを旅行していると、正直この点不便です。
A1バスは「A1 EXPRESS BUS DONMUEANG 30BAHT」等と書かれています。モーチットというBTSもMTRの両方の駅があるバス停まではわずか30バーツで行けます。
日本のバスのように、次の停留所の案内の自動アナウンスや電光掲示板などありませんが、乗客がBTSモーチット駅前で降りますし、車内にいる料金を回収する車掌のおばさんが到着すると「モーチット!モーチット!」と大声で知らせてくれるので、まず乗り過ごす危険はありません。
若い人たちは知らないかもしれませんが、日本の路線バスも昔は車掌さんが乗っていました。こうした体験も旅の思い出としていいものです。
時間にして30分かからないほどでモーチット駅前に着く。
上の写真は、エクスプレスバスA1、A2の経由地モーチットのバス停です。右側の高架がBTSです。中央奥に見える陸橋を渡ってBTSモーチット駅に向かいます。
MRTも同じ方向にあります。
ここからはBTS、MRTを使い、バンコクの中心部の広いエリア内を移動することができます。
A2バスは、より中心部に近い、BTSビクトリーモニュメント駅近くまで行ってくれますが、モーチット駅以降は道路が渋滞しがちですので、日本人がよく宿泊するホテルがある、アソークやナナなどのスクンビットエリア方面に行く方は、モーチットからBTSもしくはMRTに乗ることをおすすめします。
まとめ
ドンムアン空港からバンコク中心部の新しいアクセスとして、現在、SRTダークレッドラインという路線を日本の円借款で建設中です。もしこれが完成すれば、中心部へのアクセスはかなりよくなります。
しかし、当初開業予定は2020年となっていましたが、2021年に延期になってしまいました。
したがって、もうしばらくは、今回ご紹介したアクセス方法が、おすすめのルートとなりそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。